【おススメ】怪物事変 けものじへん
ジャンプスクエア 連載中の漫画です。
かいぶつ
ではなく
けもの(化け狸やキツネ、大蛇、蜘蛛など)
事変です👀
けものも、人と同じいきものとして存在していて、
それらが織りなす
人情物語がとても心に沁みます。
◼️あらすじ
主人公は、親に捨てられたと思い、感情を捨てて不遇を生きてきた13歳の少年、夏羽(かばね)が、東京の探偵、隠神(いぬがみ)と出会い、人生の光を見出します。
親を探すために東京にでて、探偵のお手伝いをしていくなかで、
出会ったけものと触れ合い、
人、いきものとしての感情や、人情を学び、成長していくお話です。
◼️みどころ
週刊ジャンプで、保健室のハデス先生、MODDYなどを連載してた 作家 藍本松 (あいもとしょう)さんが、スクエアでこの連載開始をされた作品です。
正直私は、ハデス先生もMODDYも連載中、全くページを開きましなかったのです。
なんかテーマは重いわりに、描写が薄く、
感情移入できなかったためです。
なので、たまたま見かけたこのけもの事変も、
同じ作家さんだと気づくのに
数ヶ月かかりました。
けもの事変は
世界観の描写の仕方も
いきものが生きていくということの重さや
登場人物のこころの機微も
いいところもわるいところも余すことなく描ききっているキャラクター一人一人へのたっぷりの愛情も
すごく伝わってきて
それがみどころと言えるくらい、とても面白いのです。
以前と
クオリティが全然違います。
違う作家じゃないかと思うくらい。。
後から
ハデス先生を見直したら、
実はちゃんと人間模様や人情をテーマにしていたのですが、
週刊連載のペーススピードに、
感情移入できるほどの緩やかな間が
入れられなかっただけなんだなと
気づきました👌
同じ作家さんでも、
連載の場所が変わるだけでこんなにも
表現が変わるなんて
と
また別の楽しみを見つけることができました。
おススメの漫画です。⭐️
#怪物事変
#藍本松